松井ひろか『若い戦果』

――しずかに花の咲く庭のそば、夏を煮詰めてジャムをつくろう。

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永澤康太『誰もいない』

――ぼんやりとうたう、短命な夜の食堂で。

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服部誕『三日月をけずる』

――破られた紙のむこう、倒れた高架の陰の下。
ほら、ころがっていますよ? 詩の生首が。

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海埜今日子『季碑』

——喪失についてかたろう、口をうしなって、日だまりのなかで。

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草間小鳥子『ビオトープ』

――のりだしている、手を伸ばして、届かぬものたちへ。

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